実は昨日バイトがあったのですが、そこで大きなミスをしてしまいました。
具体的には、クライアントさんとの認識の違いにより、指示されていた内容と大きく違った私の成果物を提供してしまいました。
その結果、クライアントさんに大きな迷惑をかけてしまい、向こうに多大な労力をかけてしまったのです。
こうしたことを二度と起こさなためにはどうすればいいか?
そこで今回は自分への戒めの含めて、問題解決方法と再発防止策の話をしようと思います。
Contents
問題解決ってそもそもどうやるの?
まず問題解決のフローを細分化します。
①現状の理解
②原因の特定
③施策の決定
④実行
この①〜④の一連の流れをまとめたものが“問題解決”です。
要するに、問題解決とは、現状を正確に理解し、問題の原因を特定し、効果的な解決策まで考え抜き、実行することなのです。
問題解決能力を身につけるためには?
問題解決能力はすぐには身につけることはできません。
なぜならば、この能力を身につけるためには、問題が発生した際に、どうしてこういう問題が起きたのか、その現象の奥にある問題の本質を探り、解決策を見つけ、実行に移し、その結果から学びを得るという、とても長いフローが存在しているからです。
このフローは、PDCAサイクルに近いものがありますね。
まとめると、問題解決能力を身につけるためには、上記のようなフローを日頃の癖のように自然とできるような段階にまで至らないといけないのです。
問題解決能力を育むために知っておきたいこと
問題解決能力は一朝一夕では身につけることのできない能力であるため、その習得には継続が必要になります。
幸いなことに、その継続の努力ハードルを低くすることのできるツールやフレームワークがいくつか存在しています。
今回は、そのうちの1つであるロジックツリーについての説明もしておきます。
ロジックツリーとは?
ロジックツリーとは、問題が発生した際に、どのような原因があり、解決策があるのかを漏れなく探し出したい時に用いる考え方のことです。

問題が発生した原因は何なのかを明らかにすることが大切なのです。
その上で、それらの原因をより細分化していくことにより、より明確で具体的な原因を突き詰めていくのです。
例えば「TOEICの点数が上がらない」問題を考えてみよう
抽象的な話をしてもピンとこないと思うので、例えを用いてより具体的な話をします。
例えば、「TOEICの点数が上がらない」という問題が生じた場合、どうするのか?
まずは、具体的にどのタイプの問題が解けなかったかに関しての原因分析をおこないます。
その原因に関して、なぜ解けなかったかを追求していくと、根本的な原因がわかり、最適解を容易に導き出すことができるのです。

上図の「解ける」「解けなかった」以降の原因の細分化の例としては、「そもそも時間がなくて解けなかった」のか「手をつけたが解けなかったのか」等、その理由をより細かくしていきます。
そうすることで、「そもそも基本的な概念の理解が足りていなかった」のか、「基本概念は理解しているが応用力がない」のかが判明します。
このように細分化して明らかにった原因に対して解決策を考え、実行すると問題が上手くが解決する一助となるでしょう。
問題解決方法と再発防止策をマスターして実行に移そう!
以上が問題解決に関してのお話となります。
どんなに大きく複雑に見える問題に直面しても、この考え方をもとに、事象をいくつかの小さな問題に分解すれば解けないものはきっとはずです。
そして問題解決能力を伸ばしていく秘訣は、成功したら、どうやったらもっと良くなるかを考え、失敗したら問題・原因は何であり、同じような失敗を繰り返さないようにするためには何をするべきか考え抜くことです。
常に自分で考え抜き、行動する癖を身につければ、自分に自信がつくし、前向きになり、精神的にも余裕ができます。
是非、自ら考え行動することの楽しさを知り、人生をより豊かにしてみてはどうでしょうか。